2011年6月28日06時30分、タイ北部チェンマイ県のドイサケト警察署の管轄で、いすゞのトラックとトヨタのソンテウ(乗り合いバス)が正面衝突し、双方の合計8名が亡くなる事故が起きました。
ワノプ・カムルアンテムさん(39歳・男性)がゴムを積んだトラックを運転し、チェンマイ県から北部チェンライ県へと向かっておりました。小雨が降っていたうえに登りの山道だったため、徐行していました。するとそこに、ナタポン・ケオスカムさん(22歳・男性)が運転するチェンマイ県へと向かうソンテウが高速度で中央車線をはみ出し、トラックと正面衝突しました。
この事故で、トラック運転者ワノプさんが亡くなったほか、ソンテウの乗客7名が車外に放り出されて亡くなりました。運転者ナタポンさんは死を免れましたが、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕されました。亡くなった乗客7名は、チャンバン・チャクラカムさん(54歳・女性)、サニト・チャクラカムさん(52歳・男性)、ブンパン・ヤランシさん(58歳・女性)、ラ・ヤランシさん(65歳・男性)、チャンペン・ヤランシさん(63歳・女性)、デン・マトゥロトさん(43歳・女性)、身元不明の男性1名、です。
このほかに乗客のアピナン・ゲナンさん(35歳・男性)、パリンヤ・ウォンサさん(43歳・男性)の2名が重傷でドイサケト病院に救急搬送されました。
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