2012年3月26日、タイ南部パタルン県からの報道によりますと、シバンポト郡カオヤ町8村の山中で麻酔銃を持ったハンターによるクマ捜しが行なわれました。人里でクマの足跡が見つかり、村人がクマに襲われることを恐れて農作業に出掛けられなくなったため、と言います。
クマの足跡はシバンポト郡とパパヨム郡境のリアン川周辺やパパヨム郡バンプラオ町8村などで見つかりました。この付近にはゴム農園で働く農家100世帯が住んでいます。クマの足跡が見つかってからは誰もゴム農園に行こうとせず、自宅待機を決め込んでいる、と言います。
ウィンヨ・トンサグン県知事によりますと、2年前にクアンカヌン郡パナントゥン町で村人がクマに襲われ、1人が死亡して1人が重傷を負う惨事が起きたので、村人はクマの怖さをよく知っている、と言います。
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