2012年1月31日04時00分、タイ中部チャチュンサオ県のチャチュンサオ郡警察署に遺体の発見を知らせる通報が入りました。
現場はバンクワン町7村のチャチュンサオ・バンナムプリアオ道の養鴨場(飼育数約1,000羽)です。テントを張ってアヒルを見張っていたラオス人労働者サトさん(19歳・男性)が頭部に打撲と首に切創を負って亡くなっていました。
警察当局によりますと、犯人はドライフラワー工場のカンボジア人労働者ヌン容疑者(22歳・男性)とディン容疑者とロト容疑者の3人です。ヌン容疑者はドライフラワー工場のタイ人労働者ラさん(22歳・女性・東北ルイ県)と付き合っていましたが、ラさんは殺されたサトさんとも付き合っていました。
ヌン容疑者は、ラさんがサトさんと付き合っていてサトさんのテントで定期的に寝泊まりしていた事実を知ると、怒りの矛先をサトさんに向けました。そこでディン容疑者とロト容疑者を連れてサトさんのテントを襲撃して、サトさんの手足を縛り上げて私刑にして逃げおおせた、と言います。
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