2012年1月26日、タイ首都バンコク都の刑事裁判所は、クリトカウィ君(当時3歳・男性)を虐待死させた養母ジュララト・トゥムスワン被告(31歳・女性)に対する公判で、禁固15年の実刑判決を言い渡しました。トゥムスワン被告は2010年6月から7月にかけて、鉄パイプと革ベルトでクリトカウィ君の頭、顔、腕を叩きました。また、全身に熱湯を浴びせることで死に至らしめた、と言います。
トゥムスワン被告はクリトカウィ君が大けがを負った当初、「クリトカウィ君が頑固で聞き分けの悪い子だったから叩いて教育しました。熱湯は走り回って自分で鍋をひっくり返しました」と警察当局に語っていました。ですが隣の家の人が「トゥムスワン被告がクリトカウィ君を蹴り飛ばしているのを見ました」と証言したことから、警察当局がトゥムスワン被告を容疑者として捜査を展開し、トゥムスワン被告の実態を徐々に暴いた、とのことです。
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