タイ危険情報王国

2011年10月25日20時28分、タイ首相インラク・チナワト氏がテレビ出演し、洪水状況について話しました。

インラク首相によりますと、大量の水が首都バンコク都に押し寄せています。恐らく堤防の高さを超える水量で、洪水してバンコク都心にも流れ込むでしょう。チャオプラヤ川が氾濫すれば、両岸で1-1.5メートル浸水します。でも今、バンコク都に流れ込む水量を最低限に抑える努力をしています。家財を高い場所へ避難させてください、とのことです。

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2011年10月25日14時00分、タイ首都バンコク都のドンムアン空港の滑走路で洪水が確認され、11月1日17時00分まで閉鎖されることが決まりました。

主要のスワンナプム空港、チェンマイ空港、メファルアンチェンライ空港、ハトヤイ空港、プケト空港は通常通り、とのことです。

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2011年10月25日、タイ北部タク県からの報道によりますと、ミャンマーに居住するカレン族の出稼ぎ労働者がメソト郡のタイ・ミャンマー友好橋を渡ってゾロゾロとミャンマーに帰国している、と言います。タイ国内の工場が洪水でやられ、失業したため、とのことです。

1日1万人以上、1週間で10万人以上が帰国した、と言います。また、1万人につき2,000-3,000人がパスポートも持たない不法労働者で、メソト移民当局に続々と身柄確保されている、と言います。

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2011年10月25日、タイ中部アユタヤ県のウィタヤ・ピウポン県知事が明かしたところによりますと、県内はまだ1メートル以上冠水している、と言います。

一方、アユタヤ工業団地のプラユン・ティントン氏によりますと、2-3メートル冠水したナコンルアン郡のサハラタナナコン工業団地、ウタイ郡のロジャナ工業団地、バンパイン郡のバンワ工業団地（ハイテク工業団地）、バンパイン工業団地、ファクトリーランド・ワンノイ工業団地の復興に向けて毎日尽力している、と言います。



また、現時点、ロジャナ工業団地は浸水90センチ、水残量3,000万立方メートル、バンワ（ハイテク）工業団地は浸水80センチ、水残量1,000立方メートルですが、水は徐々に引き始めているうえ、官民一体となって復興に努める計画を立てているので、この先大問題が起きなければ、2011年12月16日に5工業団地を再開できる見通し、とのことです。

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2011年10月25日、タイ中部パトゥムタニ県パトゥムタニ郡の洪水被災者アネク・マカポンさん（男性）が明かしたところによりますと、舟を漕いでＡＴＭを探し回りましたが、どれも使用不能だった、と言います。

モニターには大抵、休止中と表示されていました。ある場所ではＡＴＭが完全に水没していました。食糧を買うためにお金が必要なのです。ただ最後、パトゥムタニ県庁の1か所だけ、クルンタイ銀行のＡＴＭが使用可能でした。ただ、すごい行列でした、とのことです。

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2011年10月24日17時30分、タイ中部プラチンブリ県からの報道によりますと、東北ナコンラチャシマ県ワンナムキアオ郡とプラチンブリ県ガビンブリ郡を結ぶ304号線で20キロ以上の渋滞が確認された、と言います。

渋滞の原因は、23日（日曜）のチュラロンコン大王記念日と24日（月曜）の振替休日を合わせた連休を利用してワンナムキアオ郡に行楽に出掛けていたバンコク首都圏の人々の帰りが重なったため、とのことです。

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2011年10月25日、タイ中部スパンブリ県ソンピノン郡全域で30-60センチの洪水が確認されました。タチン川が再び氾濫した、とのことです。

稲田も満遍なく冠水し、車両の通行ができなくなった道路も多数確認されたため、郡当局や県当局が大型ポンプ10台と土のうを使っての排水作業に追われた、と言います。

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