タイ危険情報王国

2011年10月12日12時00分、タイ中部ノンタブリ県からの報道によりますと、バンクルアイ運河の氾濫によってバンクルアイ郡ワトチャロ町などが水深70センチ以上の冠水し、500世帯が被災しました。多くの住民が仕事や寺に出ている間に堤防が決壊して一気に洪水したため、家電などが水没する被害が相次いだ、と言います。

チャリアオ・サムランチャイさん（60歳・女性）によりますと、朝からバンオイチャン寺院に出掛けていました。家に帰る途中、道が洪水していました。自宅まで急ぎましたが、すでに浸水した後でした、とのことです。

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2011年10月12日、タイ中部スパンブリ県から報道によりますと、タチン川の両岸の住民が荷物をまとめて続々と高台に避難している、と言います。タチン川の水かさがこの先も増え続け、さらに1メートル増水すると懸念されたためです。

バンプラマ郡では住宅が完全に水没する可能性も推測されている、とのことです。

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2011年10月12日、タイ中部アユタヤ県からの報道によりますと、食品や舟の価格が急騰した、と言います。

食品は通常の倍程度に、舟は工場直販で通常の2,000バーツ以下が3,500バーツに値上がり、さらに洪水被災地では4,500バーツで売られている、とのことです。

一方、警察当局は、セブンイレブンから商品が奪われた事件で、3人の少年を犯人として特定した、と言います。動機は空腹によるもの、とのことです。

電力の供給をストップしていることについて地方電力公社は、村中を感電させないため、と明かしました。

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2011年10月11日、タイ中部アユタヤ県からの報道によりますと、洪水被害に遭わないために自動車数百台が橋の上に放置されている、と言います。また、アユタヤ市では電気と水道の供給が止められ、市当局が住宅を回って食事を配っている、と言います。

一部のホテルでは被災者の避難所として客室の無料開放を始めました。一方、一部のセブンイレブンでは水場泥棒がガラスドアを割って入り、食品など多数の商品を持ち去った、とのことです。



　

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2011年10月11日12時30分、タイ北部ナコンサワン県のチャイロト・ミデン県知事がナコンサワン市の洪水状況を明かしたところによりますと、10日に旧製氷工場の裏手でピン川の堤防が100メートルに渡って決壊してから市内に濁流が押し寄せ、現時点で市庁舎だけを残して全域が冠水している、とのことです。

また、避難センターに駆け込んだ被災者は2,000人に上っていますが、1万人まで受け入れられるのでまだ問題は起きていない、と言います。

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2011年10月11日01時20分、タイ南部チュムポン県タセ郡タセ町16村のペチャカセム道477-478キロ地点上りでツアーバスが横転する事故を起こし、乗客7人が死亡、33人が負傷する惨事となりました。運転者は逃走しました。

生存者からの聞き込みなどによりますと、サプパイサンツアー社所有の南部サトゥン県発パタルン県経由バンコク都行きの二等バスで、交差点の手前でブレーキが効かなくなり、信号待ちしていたバスやトラックを避けて中央分離帯に乗り上げて横転した、と言います。

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2011年10月10日、タイ東部チョンブリ県シラチャ郡バンプラ町4村のバンプラ貯水池の近くの草むらで、手足を拘束された女性の他殺体が発見されました。シラチャ警察はどこか別の場所で殺されて夜中に遺棄されたと推測して捜査を開始しました。

被害者の推定年齢は30-35歳。上半身にはミッキーマウスがプリントされた白色で丸首の長袖シャツを、下半身には緑のストライプが入った黒色のウォームパンツを着用していました。手足は電気コードで堅く拘束されていました。顔は鈍器のようなもので殴り潰されていました。遺体の状況から5日以上前に殺害されたと推定されました。現場付近の住民によりますと、貯水池の周辺は昼間は車通りが多いですが夜間は街灯がなく静まり返る、とのことです。

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