2011年8月14日04時30分、タイ東部チョンブリ県のパタヤ警察署に、外国人がスタンガンで外国人に傷を負わせたとする通報が入りました。場所は、セントラルパタヤに位置するバンラムン郡ノンプル町9村ソイ・パニアトチャン8のナンタナガーデンビラホテルです。署員が調べに向かいました。
署員が到着しますと、1階118号室の前に、大暴れする酒臭い男がいました。小型のスタンガンを手にしています。118号室の中には、被害者のマーク・ウェザーバーンさん(35歳・男性・英国)と、マークさんの彼女のチュティマ・ティアンタムさん(29歳・女性・タイ東北ロイエト県)がいました。助けを求めています。署員は大暴れする男からスタンガンを何とか取り上げ、男を確保したうえでマークさんとチュティマさんを保護しました。
チュティマさんによりますと、寝静まっていた時にけたたましくドアをノックする音で目が覚めました。ドアを開けろとの怒鳴り声も聞こえました。マークさんがドアを開けると、外国人の男がマークさんをど突き、スタンガンで腹と手首を攻撃しました。チュティマさんは一糸まとわぬ姿でしたが、マークさんを助けるために外に駆け出し、ガードマンを呼んで部屋に戻りました。男に見覚えはなく、誰かと間違えて襲ったと思われるそうです。
警察当局によりますと、男は拘束された後も暴れ続けました。名前は言おうとしませんが、フィンランド人であることを明かしました。また、友達がマークさんに暴行されたから復讐したと述べているそうです。男はとりあえず傷害容疑で留置され、警察は酒が抜けておとなしくなった後にあらためて取り調べるとしています。
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