2012年2月13日、タイ首都バンコク都のルムピニ警察署に外国人女性の遺体発見を知らせる通報が入りました。
現場はワタナ区クロントゥイヌア副区スクムウィト道界隈の32階建ての高級ホテルです。17階1701号室の浴室でウェンディ・アンブラノさん(52歳・女性・アメリカ合衆国)がナイフによる胸部刺創で亡くなっていました。
警察当局の調べによりますと、アンブラノさんは2月9日にタイに入国しました。ホテルはインターネットで予約していました。監視カメラにはアンブラノさんと一緒に鞄を持って入室する20代後半のインド人男性が撮影されていました。男性は2月12日の夜に鞄を持って一人で出て行った、とのことです。
また、移民局の調べでこの男性ことセンウィ・ライテト・ナパタト容疑者(26歳・男性・インド共和国)が事件後にスワンナプム国際空港から出国していたことが分かりました。当局の見解では、アンブラノさんの死亡推定時刻、ナパタト容疑者の出国日時、監視カメラの撮影映像から見て、ナパタト容疑者が殺人を犯したことはほぼ間違いない、とのことです。
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