2011年7月6日00時30分、タイ東部チョンブリ県のチョンブリ県警らは、バンラムン郡ノンプル町12村396/189番地のレストラン“スルタン”で覚せい剤が密売されているとの確証を得て、強制捜査を執行しました。外国人男性が当局の目を欺くためにレストランを表向きに開業し、共犯のタイ人女性に店内で薬物を販売させていたと言います。
捜査当局はまず、店内でドイツ国籍のハンズ・ジョージ・オリバー・プラジャー(46歳・男)の身柄を確保しました。続いて、タイ人のワンラダ・クロントクラン(31歳・女・東北ナコンラチャシマ県)を確保しました。
レストラン上階の居住スペースを捜索しましたところ、小袋に入れられた白い粉が見つかりました。覚せい剤のアイスでした。1袋40グラム入りが4袋ありました。デジタル計量器で計量して小分けしていたようです。当局は売買時に使用する携帯電話機も押収し、薬物購入者の逮捕に結びつけるとしています。
当局が取り調べたところによりますと、ハンズ容疑者とワンラダ容疑者は、当局の目を欺くためにレストランを開店し、1年以上アイスを密売してきたことを認めたと言います。また、アイスはタオ・パチャチンという本名不明の男から1回につき50万バーツから100万バーツ分を大量に仕入れ、小分けにして売春婦、ニューハーフ、そして外国人観光客に販売していたことを認めていると言います。
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