2011年7月6日06時00分、タイ法務大臣直轄麻薬取締委員会事務局や中部パトゥムタニ県警らによって、パトゥムタニ県クロンルアン郡クロンヌン町クロンエン道1-2の62/11番地で家宅捜索が執行されました。覚せい剤ヤーバー密造の疑いです。
捜査官が到着した時、容疑者4名全員が裏口や窓から走って林に逃げ込みましたが、ヘリコプターを使った捜索により、4名ともに逮捕されました。4容疑者は、バンジュト・ヨトマリ(38歳・男)、ガモン・チェムチュン(30歳・男)、ソムサク・プアンマリ(58歳・男)、チャクラリト・スキト(33歳・男)です。
家宅捜索では、打錠機1台、乾燥機2台、原料などが見つかりました。打錠機は24時間の稼働で30万錠を製造できるそうです。
麻薬取締警察によりますと、7-8か月内偵を続けてアジトを特定し、3日前にヤーバーが運び出されたために密造を確信。家宅捜索の手はずを整えて本日踏み込んだと言います。麻薬取締委員会事務局は引き続き犯人グループの資金の流れなどを捜査し、覚せい剤の流通ルートを特定して売人らを摘発する方針を掲げています。
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