2011年7月4日夕刻、タイ東部チョンブリ県のサウスパタヤで、西洋人の妻がひったくりに遭う事件が起きました。
場所は、テププラシット道のソイ17です。被害者は、タイ人のウォラグロム・プロムブトさん(30歳・女性)です。デンマーク人の夫ウィリ・デンボクさん(54歳)が運転するオートバイに乗り、これからベトナム旅行に行くためにスワンナプム空港に行くタクシーを探していたところ、首に装着していたゴールドのネックレスをオートバイの2人組に引きちぎられて奪われました。ネックレスの重さは1バーツ(15.2グラム)とのこです。
ウォラグロムさんはすぐに警察に電話しました。すると、無線で巡回中の警察や自警団に一斉に連絡が入り、自警団の1人が犯人とおぼしきオートバイを見つけ、オートバイで追跡しました。犯人グループは、パタヤサードロードからソイ・ゴパイを抜けてパタヤサウスロードに出た後、スクンビット道を経由してパタヤセントラルロードへ行き、ソイ・ユメをぐるりと回ってスクンビット道に戻り、ノースパタヤ方面に北上。パタヤノースロードに入ってUターンし、セントラルロードに戻ったところで自警団に逃げ道を封じられ、身柄を確保されました。通報から確保までの所要時間は20分ほどでした。
犯人は、ジャラン・ポトン(17歳・男)、ルンロト・ゲトゥラト(17歳・男)です。2容疑者によりますと、ジャランのオートバイを買うために金が欲しかったそうです。また、ジャランの父親は警察官で、オートバイ代をくれなかったために犯行に出たと言っています。ウォラグロムさんのネックレスは逃走中に捨てたと述べており、どこに投げ捨てられたのか、特定できておりません。
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