タイ危険情報王国

2011年10月10日、タイ中部アユタヤ県のウィタヤ・ピウポン県知事が明かしたところによりますと、アユタヤ市（アユタヤ島）は洪水の危機的状況にある、とのことです。

また、水は引かないどころか増えており、アユタヤ病院では電力供給が絶たれる恐れがあるため、患者を他病院へ避難させており、現時点までに70名を移送した、と言います。

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2011年10月10日11時00分、タイ北部タク県メラマト郡カネジュ町を震源とするマグニチュード3.2の地震が発生しました。

タイ情報技術・通信省気象局の地震監視部が明かしました。洪水被害が確認されている北部と中部の県で揺れを感じた、と言います。地震による被害は確認されていない、とのことです。

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2011年10月10日、タイ中部チャイナト県からの報道によりますと、サパヤ郡のサパヤ郵便局で2.5メートルの冠水、ワトシン郡のワトシン郵便局で2メートル冠水し、郵便局は営業を停止した、と言います。

同県北のナコンサワン県からチャオプラヤ川に流れ込む水量が毎秒4,650立方メートルであるのに対して、チャオプラヤダムから排出される水量が毎秒3,637立方メートルであり、徐々に水かさが増えている、とのことです。

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2011年10月10日、タイ内務省災害予防・軽減局のウィブン・サグアンポン局長が洪水の状況を明かしたところによりますと、10日時点で30県が洪水に見舞われている、と言います。

スコタイ、ピチト、ピサヌロク、ナコンサワン、ウタイタニ、チャイナト、シンブリ、アントン、アユタヤ、ロブリ、サラブリ、スパンブリ、ナコンパトム、パトゥムタニ、ノンタブリ、ウボンラチャタニ、コンケン、シサケト、スリン、チャチュンサオ、ナコンナヨク、プラチンブリ、チェンマイ、ロイエト、ラムパン、ルイ、ナコンラチャシマ、ブリラム、カムペンペト、タク県の、合計223郡1,532町1万130村の78万4,097世帯、238万8,286人が被災し、269人が尊い命を落とし、4人の安否が不明になっている、と言います。

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2011年10月10日、タイ北部ナコンサワン県からの報道によりますと、ナコンサワン郡ボンガイ市場付近で堤防が決壊してピン川が氾濫し、ナコンサワン市で1メートル以上の冠水が確認された、と言います。

サワンプラチャラク病院付近では2メートルを超える冠水で、患者を別の病院に移送する手続きが取られました。また、通話する人が増えているために携帯電話が繋がり難くなっている、とのことです。

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2011年10月10日、1942年（仏歴2485年）にタイ首都バンコク都が大洪水に見舞われた過去の映像がテレビで放映されました。





1978年（仏暦2521年）にもバンス市場付近で大洪水が起きた、と言います。

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2011年10月9日、タイ北部スコタイ県からの報道によりますと、シリマト郡の農家をカムペンペト県からの鉄砲水が襲い、家畜のブタとアヒルが溺れ死んだ、と言います。

小屋や檻に入れられていたため、逃げ場がなかった、とのことです。

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