2011年11月7日、タイ中部ノンタブリ県パククレト郡の住宅からコブラ科マンバ属に分類される強い神経毒を持つ毒蛇ヒガシグリーンマンバ15匹が洪水に乗じて逃げ出したとされる報道について、タイ政府洪水対策センターのウィム・ルンワタナチンダ報道官は、猛毒蛇ヒガシグリーンマンバが逃げ出した事実はなく、ただの噂に過ぎない、と語りました。
ルンワタナチンダ報道官によりますと、グリーンマンバの輸入が税関で申告された過去はなく、密輸だとしても1匹10万バーツ、15匹で150万バーツの価値があるため、洪水で逃げ出すような粗末な飼育はしないとの見方、と言います。また、グリーンマンバが逃げていないことを確信しているため、誰かが捕まえたら1匹につき5万バーツの懸賞金を出すと約束しました。また、世間を困らせるようなデマを流した人は法で罰するとしており、タイ王国国家警察庁に捜査協力を要請した、とのことです。
先の報道では、2011年11月3日に国立カセサト大学の2年生が飼っていたグリーンマンバ15匹が脱走したとの情報がフェイスブックなどで出回り、メディアで大々的に取り上げられました。
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