2011年10月19日21時00分、タイ政府の洪水被災者支援センターは、中部パトゥムタニ県のラピパト運河の堤防が決壊したことを受けて、第4号通達を出しました。5都県でさらなる洪水が引き起こされるので高所に避難するように、とのことです。
第4号通達によりますと、
1:中部パトゥムタニ県のパトゥムタニ郡、クロンルアン郡、ノンスア郡、サムコク郡、ラトルムケオ郡で、さらに50-100センチの増水
2:中部ナコンパトム県のナコンパトム郡、バンレン郡、ナコンチャイシ郡、サムプラン郡、ドントゥム郡、カムペンセン郡、プラモントン郡で、さらに30-50センチの増水
3:中部サムトサコン県のサムトサコン郡、バンペオ郡、グラトゥムベン郡で、さらに30-50センチの増水
4:中部ノンタブリ県のノンタブリ郡、バンヤイ郡、パクレト郡、バンブアトン郡、バンクルアイ郡、サイノイ郡で、さらに50-100センチの増水
5:首都バンコク都のクロンサムワ区、ノンジョク区、ミンブリ区、カンナヤオ区、ラトグラバン区で、さらに100-120センチの増水
の恐れがある、とのことです。また、バンコク都のサイマイ区とバンケン区で24時間体制で警戒し、物品を高所に避難させるように、とのことです。
また、第5号通達も出し、住民、経営者、従業員に対して、パトゥムタニ県のナワナコン工業団地へ戻ることを禁じました。第5号通達の期限は、水位が安全レベルに下がるまで、とのことです。
[0回]