タイ危険情報王国

2011年10月18日、タイ東北部スリン県からの報道によりますと、12日から断続的に続いた大雨の影響でメコン川の支流であるムン川が氾濫し、全17郡中9郡が洪水した、と言います。

冠水したのは、スリン郡、サムロンタプ郡、タトゥム郡、チュムポンブリ郡、ラタナブリ郡、ジョムプラ郡、サンカ郡、ガブチュン郡、シナロン郡の計68町563村の1万3,969世帯です。被害はさらに6万6,678ライの稲田、2万9,402ライのキャッサバ畑、42の養魚場、105本の道路にまで及んだ、と言います。

1ライは1,600平方メートルに等しく、30ライで東京ドーム1つ分に相当します。

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2011年10月18日、タイ東北部ナコンラチャシマ県パクチョン郡クランドン町で、タイ国有鉄道の東北ノンカイ発バンコク行き旅客列車133号が脱線する事故を起こしました。幸い、横転せずに止まったため、乗客約690人の命は助かりました。

列車は上下線ともしばらく不通となりました。運行ダイヤの詳細は電話1690番で確認できる、と言います。乗客は事故の後、振替輸送を利用して移動した、とのことです。

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2011年10月16日、タイ中部アユタヤ県バンパイン郡のナティ・ボスワン郡長が明かしたところによりますと、郡内は広く洪水しており、水量は大変多い、とのことです。

また、アジア道も深く冠水しており、車が通行できる状況ではない、と言います。

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2011年10月17日、タイ中部パトゥムタニ県のナワナコン工業団地で堤防が決壊し、避難勧告が出されました。

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2011年10月17日11時00分、タイ中部アユタヤ県のウィタヤ・ピウポン県知事は、県内の洪水状況を会見しました。

県知事によりますと、全16郡で洪水が発生しており、特にロブリ川とパサク川の水が流れ込んだバンパイン郡とワンノイ郡が2メートル以上浸水した、と言います。

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2011年10月15日18時00分、タイ東北部スリン県カプチュン郡の国境で、「カンボジア側のカジノでタイ人女性が殺され、大金を奪われた」との噂が持ち上がりました。21時00分にカンボジア当局からタイのイミグレーションに連絡が入り、噂が真実であることが明らかになりました。

カンボジア当局からの情報によりますと、殺された女性はタイ東北住民相手にカジノツアーを手掛けるバス会社のオーナーかつギャンブラーのチャナトダ・カセトティラグンさん（47歳・東北ナコンラチャシマ県）で、カンボジア王国オッドーミエンチェイ州のカジノホテルの客室で首を斬られ、約300万バーツ（1バーツ＝2.49円）を奪われた、と言います。

殺害現場はチャナトダさんの会社のツアー客のタイ人男性の部屋で、そのタイ人男性の消息はつかめていない、と言います。同じツアー客によりますと、タイ人男性はチャナトダさんから借金し、返済について話し合うためにチャナトダさんを部屋に呼び出していた、と言います。

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2011年10月12日、タイ内務省災害予防・軽減局の発表によりますと、77都県中60都県で洪水が確認され、死者は269人に上っている、と言います。

60都県の592郡4,246町の244万603世帯で824万8,994人が被災している、と言います。

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