2011年8月16日、タイ南部チュムポン県の国境警備警察は、野生生物密売グループを摘発したことを明かしました。逮捕者は、パイラト・シティサク(39歳・男性・南部ソンクラ県)、サイトン・トウン(36歳・男性・東北コンケン県)の2名です。取引が禁止されているマレーハコガメ、黒ガメ、田ガメを760匹、オオトカゲを605匹、三菱製ピックアップトラック(ソンクラ県ナンバー)とフォード製ピックアップトラック(ソンクラ県ナンバー)の2台で運搬していました。
逮捕された2名によりますと、ソンクラ県ハトヤイ市のガソリンスタンドで1万バーツで運び屋として雇われた、と言います。また、首都バンコクのとあるガソリンスタンドに車を置き去りにすることまでが仕事で、そこからは別の人が車を運転して東北ノンカイ県まで運び、最終目的地の中国でカメは1匹800バーツ(1バーツ=2.56円)、オオトカゲは1匹1,600バーツで売られて食用にされる、とのことです。
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