タイ危険情報王国

2011年9月11日14時00分、タイ首都バンコク都のタカム警察署に「バンクンティアン区セムダム副区のカンチャナピセク道バンケ方面でワゴン車が炎上しています」との通報が寄せられました。消防団が出動しましたが、小規模な爆発が断続的に続き、10分ほどで鎮火したものの、車は全焼しました。

運転者のプルン・ピトチャカムさん（30歳・男性）によりますと、大量の爆竹を配達していました。運転中にエンジンルームから煙と火花が出ているのに気づくと、すぐに車内に煙が充満しました。運転を続けることができなくなり、停めて外に逃げたところ、車が燃え出しました。電気系統の漏電で出火したに違いない、とのことです。

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2011年9月20日、タイ南部トラン県のフアイヨト郡、シガオ郡、ワンウィセト郡が鉄砲水に襲われました。

家屋2,000軒以上が被害に遭い、住民1万人以上が避難を余儀なくされました。

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2011年9月20日12時30分、タイ北部ウタラディト県ウタラディト郡タイト町のクリニックの角で、女性の刺殺体が発見されました。全裸でした。

現場検証のやじ馬の中にいたチャルン・ラオレクさん（40歳・男性）によりますと、遺体は妻のワリンティプ・カセムサプさん（40歳）で、昨夜22時に外出してから連絡がつかなくなっていた、と言います。目撃証言によりますと、02時00分頃、遺体発見現場の近くで女性が2人の男性と飲酒していた、とのことです。

検視官によりますと、凶器は鋭利な刃物で、腹部４か所、顔３か所、背中５か所、後頭部３か所に特に目立った刺し傷があり、合計21か所を刺されていた、と言います。また、犯人のものかもしれない陰毛が見つかった、とのことです。ただ、無理やりレイプされた跡は無かったものの、膣内に精液があったとのことです。死亡推定時刻は02時30分頃、だそうです。

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2011年9月8日、タイ北部チェンライ県メファルアン郡で、覚せい剤を積んだ車が発見されました。運転者は逃走しましたが、ヤーバー200万錠が押収されました。

薬物の総額は9億バーツ相当です。ミャンマー産かラオス産とみられています。

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2011年9月5日、タイ北部チェンマイ県のチェンマイ郡警察は、県内の大学4年のクリトパト・タラグンシティチョク容疑者（22歳・男性）を、窃盗と詐欺の容疑で逮捕した事実を明かしました。

警察当局によりますと、クリトパト容疑者はフェイスブックで知り合った女性をチェンマイ県内のホテルに誘い、女性がシャワーを浴びている間にブラックベリーやアイフォン、現金などを盗んでいた、と言います。また、今年6月から9月にかけてチェンマイ県またはバンコク都在住の女性6人から被害届が出されていましたが、被害者はもっと多くいる、と言います。

クリトパト容疑者の供述によりますと、フェイスブックで顔立ちの良い女性を探して連絡を取り、月3万バーツから4万バーツ（1バーツ＝2.52円）のお小遣いを上げると信じ込ませた上でホテルに誘い、ブラックベリーやアイフォンを盗んでインターネットサイトで転売していた、と言います。彼女との交際費を得るため計画的にやっていた、とのことです。

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2011年9月2日、タイ東部サケオ県タプラヤ郡コカン町の交差点で、ホンダ製ジャズと大型トラックの正面衝突事故が発生しました。

事故の衝撃は激しく、乗用車はトラックに踏みつぶされる格好でフロント部がほぼ大破しました。車の状態から運転者の生存は絶望視されましたが、まだ生きていました。救出までに2時間を要した後、運転者のアムナト・スティプラサトさん（41歳・男性）はタプラヤ病院に搬送されて九死に一生を得ました。足骨やあばら骨などが折れていましたが、意識はしっかりとしていました。アムナトさんによりますと、交差点で急にトラックが曲がってきて、ブレーキが間に合わなかった、と言います。

タプラヤ警察によりますと、トラックの運転者はミチャイ・メブトさん（54歳・男性）で、素直に取り調べに応じています。事故当時は肥料を運搬していた、と言います。

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2011年9月1日、タイ中部サムトプラカン県のサムロンヌア警察は、外国人の路上物乞いを摘発し、カンボジア人23人を確保した事実を明かしました。

11人が1歳から5歳の幼い子供、12人が19歳から50歳の女性でした。

1人の物乞いによりますと、タイ国内の建設現場で働くためにブローカーに1人5,000バーツから1万バーツ（1バーツ＝2.51円）を払ってタイ東部サケオ県から入国しましたが、いざ入国すると仕事はなく、移送費などの名目で借金を負わされ、返済のために物乞いを強いられていた、と言います。

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