2011年6月17日08時00分、タイ北部タク県メソト郡の警察署に、首都バンコク都とメソト郡を結ぶバスを走らせるチュトチャイツアー社のドライバー氏(40歳・男性)から、乗客の死亡を知らせる通報が入りました。
亡くなっていたのは、20歳ほどの若い女性で、最後部の座席で毛布にくるまっていました。IDカードを持っていないため、身元は分かりません。所持金は1,200バーツ(1バーツ=2.62円)でした。
ドライバー氏によりますと、バンコク都を出発する時、この女性に付き添っていた女性がミャンマー語に近い発音で「彼女は中絶に失敗しました。タク県の知り合いの医者に診てもらいますので、それまで様子を見てあげてください」と言っていたと言います。そのため警察では、中絶の失敗が女性に死をもたらしたとみて調べを進めています。
女性の遺体は、レスキューチームが運び出そうとしましたが、どうしたことか、座席から一向に持ち上がりません。とてつもなく重いのです。水子の霊でしょうか。仏僧2名がお祓いの儀式を執り行ったところ、すーっと持ち上がるようになりました。
タイでは人工妊娠中絶は認められておりません。隠れて中絶を行うクリニックがありますが、当然違法です。
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