2011年7月20日06時30分、タイ中部サラブリ県のサラブリ警察署に、サラブリ県裁判所のアラン・ワリト判事(男性)から「何者かに自転車を盗まれた」とする被害届が出されました。盗まれたのは、マウンテンバイクのTREK 6500 DISCで、価格は38,000バーツ(1バーツ=2.63円)。サラブリ郡パクプリアオ町ピチャイ道のアパートで寝ている間に盗まれたと言います。
警察当局が捜査を進めていると、時を同じくして二人組の男がマウンテンバイクを自転車販売店“センアルン”に3,000バーツで売りに現れました。店長はマウンテンバイクに見覚えがあり、「これは判事さんに売ったものだぞ。まさか盗んで来たんじゃないだろうな」と質問しました。すると犯人は顔を見合わせ、国鉄サラブリ駅方面に逃げ出しました。この一件によって警察当局は駅周辺を徹底的に捜索し、犯人を捕まえることに成功しました。
警察当局が取り調べたところによりますと、二人組の犯人は19日の夕方にマウンテンバイクを見掛けて盗むことを決め、20日02時00分に塀を乗り越えて盗みに入り、塀の上まで自転車を持ち上げて外に持ち出しました。判事の家とは知りませんでした、と述べているそうです。
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