2011年7月1日04時00分、タイ東部チョンブリ県のパタヤ警察署の管轄で、外国人男性が売春婦たちにお金をすられる事件が起きました。
場所は、バンラムン郡ノンプル町9村パタヤビーチロードの海側の歩道です。狙われたのは、イラン人のアハマド・ゾビヒさん(44歳)です。アハマドさんに3人の売春婦がまとわりつき、ホテルに誘惑しながら全身をまさぐり、ポケットから現金840バーツ(1バーツ=2.64円)をすったのです。
アハマドさんは気づきませんでしたが、巡回していた自警団のコムサン氏が一部始終を見ており、3人にストップを掛けました。すると1人が暗闇に何かを投げ捨て、コムサン氏がアハマドさんのお金であることを確認しました。3人はすっていないと言い張りながら立ち去ろうとしたため、コムサン氏が警察当局に通報を入れたのです。
3人の売春婦こと、チャウィワン・ジアムリム(46歳)、トンルアン・ファイソン(33歳)、ブンク・ベクントト(46歳)は身柄を確保され、証拠となる840バーツとともにパタヤ署に連行されましたが、「やっていない」と言い張り続けました。それでもアハマドさんが「すられた」と主張を続け、ついにチャウィワン容疑者が観念してすったことを認め、夜間窃盗容疑で送検されることになりました。ただ、ほかの2人は窃盗については何も知らず、売春防止法違反で1人500バーツの罰金を科されて帰らされました。
このようなすりの手口は日常茶飯ですので、お殿方は特にご注意ください。
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